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午前 | / | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
午後 | / | ○ | / | ○ | ○ | / | / |
午前…9:00~12:30
午後…15:00~18:30
◎…13:30まで
休診日:月曜・祝祭日
一言で言えば、栄養が細胞に行き渡っていないからということになります。
この場合の栄養は簡単に言うとブドウ糖ですが、私たちが食事をするとこれらが消化分解されブドウ糖の形になります。そして、そのブドウ糖が各細胞に運ばれることによって私たちは元気になり活力を得ることができます。
ですから、糖尿病の場合、体がだるくて元気が出ないというのは、栄養が細胞に届いていないということになります。
では、細胞が栄養をもらえないとどうなるでしょうか?
体は脂肪を分解燃焼してエネルギーにしようとします。また、たんぱく質も栄養にしようとするので筋肉も衰えていきます。脂肪も燃え、筋肉のたんぱく質も栄養に取られていってしまうのでどんどん痩せていきます。
血液中の糖分の濃度が高くなると血液が濃くなり(浸透圧が上昇)喉が渇きます。
また、腎臓が血液中のブドウ糖を水分とともに尿として排泄しようと尿の量が増えます。すると、体内の水分が足りなくなり、さらにのどの渇きを強く感じるようになります。のどが渇くために水分をたくさん取り(多飲)、その結果、さらに尿の回数が増えるという悪循環が生じます。
痛みやしびれがなぜ起こるかは、まだはっきりわかっていません。
一説として、高血糖の状態が続くと、一因として「ソルビトール」という障害を起こす原因となる物質が神経細胞に蓄積する結果、神経線維に異常が生じて痛みやしびれが起こると言われています。
また、高血糖によって毛細血管の血流が悪くなるため、神経細胞に必要な酸素や栄養が不足するために起こるという説もあります。
まずは、糖尿病をそれ以上進行させないために、食事や運動、薬などで血糖を良好にコンロロールすることが基本です。
その後、薬を使って神経の障害を引き起こしている原因に対する治療(原因療法)や、痛みやしびれをやわらげる治療(対症療法)を行います。